私は嫌なことがあるといつも向かう先がある。
階段を最上階まで上がったところ、音楽室と美術室の真ん中にある空間を利用した6畳ばかりの美術準備室。
鍵はだいたい開いていて、古びた壁や床からは微かに古いインクと木の匂いがする。
ひときわ目を引くコントラバスは気分が向けばいつでも鳴らせるように、いつもきれいに立て掛けてある。
ここには窓があるのになんだか少し薄暗い。
彼女は3人掛けのtinyソファーに腰掛けて、小さなテーブルに紅茶を入れているところだった。
ちょうど来る頃だと思ってたの。
お茶が入ったからね。
さて、今日はどんな話をしましょうか?
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みなさん、こんにちはmajokoです!
今日はようこそmajokoの部屋へいらっしゃいました!
ゆっくりしてってくださいね♡
いやぁ、私もこんな淑やかな女性だったらいいんですけどねー!
なりたいイメージはこんな感じなのですが。笑
実際はなかなかかけ離れてますw
majokoの部屋は、色々な話題を取り上げる場所にしていきたいと思っています。
majokoが普段考えたこと、思ったことなんかを、ざっくばらんに更新していきます。
是非読んで感じたこと、考えたこと、みなさんの気持ちをコメントで教えていただき盛り上がれたらいいなぁ、と思っています。
ゆくゆくは、ね。
そして、今日はmajokoの部屋の名前の由来について話したいと思います!(誰も興味ないかもだけど、いいの!)
導入部分で書いた部屋の描写は私の妄想ですが、
場所とか雰囲気はほぼ本当で、こういう部屋が本当にあったんですよ、高校の時にね。
当時、私は管弦楽部に所属しており、コントラバスパートに所属しておりました。
皆さんご存知の通り、コントラバスって人数少ないじゃないですか。(え、ご存じない?)
てか、管弦楽部って何?という感じの方のために少し説明すると、
管弦楽部とはオーケストラ部のことです。
コントラバスとはオーケストラの中でも低音パートを担当する楽器で、
あれです、一番大きなヴァイオリンと同じ形の楽器です。
2メートル弱あるので、演奏するときは立って弾くか、バーカウンターにある椅子みたいに脚の長い椅子に腰かけて演奏します。
ジャズとかだとピッチカートという弦をはじく奏法で演奏に参加していますね。
私の学校のオーケストラは100人も満たない規模でしたので、
コントラバスパートのメンバーは1年生から3年生までフルで6人の時期もありますけど、受験とかで3年生はすぐ引退しますから、一年間通してだいたい4人のことが多いんです。
そうすると、練習場所として小さい部屋をあてがわれるわけです。
(オーケストラは普段パート別の練習がメイン)
それで美術準備室ってわけです。
コントラバスなんて6畳で十分じゃー!(迫害)
(´・_・`)
確かに、花形ヴァイオリンなんかはね、人数いますし、広い部屋が必要ですよ。
体は大きいけど、心は優しい!
私たちは4人仲良く並んで練習します。
(6人いても入るけど、いると結構迫力ある)
それで、雰囲気が良かったこの部屋にいつしか迷える子羊がやってくるようになったのです。(いわゆるサボリ←いや当時は真剣に悩んでた)
そこには本当に古びたソファーがあって、さすがに紅茶セットや机はなかったけれど、腰かけて話の聞けるちょうどいい空間があったんです。
高校の時なんて悩みには事欠かないくらい青春ですよね。
恋愛、友達関係、進路、家族の話。
放課後の練習時間、パートで個人練習の時間になると、そっと抜け出しmajokoに会いにこれる場所、そこはmajokoの部屋と呼ばれていました。
そんないろんな話ができる場所として、majokoの部屋という名前を付けました。
そのうち私の他愛のない話を聞いてくれるみなさんと、一緒にお茶を飲める場所になればいいなという願いを込めております。
是非また遊びに来てくださいね。
いつでも鍵は開けておきます。
そしてみなさんが来る頃には、あたたかい紅茶をご用意してお待ちしています。
最後に、私が所属していたコントラバスパートの家訓を紹介いたします。
“あると思うな主旋律!”
いやー、本当に心に染みるスローガンですね。
いつか訪れる短い主旋律(チェロと併奏することが多い)のために、一生懸命腕を磨いて出番を待つ健気な私たち。
でも私たちの低音がなかったら、全体がしまらないので大切にしてもらえたらと思います。笑
私は低音楽器大好きです♡(でもむかしはフルート奏者だった←)
では、今回はこの辺で♡
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majoko
ノンカフェインならルイボスティが好き