みなさん、こんにちはmajokoです!
majokoと魔法の旅ブログへようこそ!
ゆっくり旅していってくださいね。
Chapter :2でようやくベンメリアに到着した私たち。
初めて見る遺跡の廃墟にテンション急上昇!♡
申し訳程度の立て看板には遺跡のマップ...でも順路がよく分からないので、勘で左回りで観光することに。
ベンメリアまでの、のほほん風景をまだ旅してない方はchapter :2からどーぞ。
majokoと魔法の旅ブログ★カンボジアの旅 Chapter:3 majoko VS 勝手に遺跡(ベンメリア)を案内してお金を請求するおじさん-シェムリアップ1日目
みなさんは、“勝手に遺跡を案内してお金を請求するおじさん”を知っていますか?
今日はそのお話。
刺さるような日差しも周りの木々に遮られ、多少和らいでいるものの、やはり全身にまとわりつく暑い空気の存在感。
廃墟といっても、まだまだここに巨大な建造物があったんだと分かるような、壁や階段が残っていて、私たちはその装飾や廃墟具合に目をやりながら、遺跡の側面をなぞるようにゆっくりと歩いていました。
確かに緑の苔や植物に侵食されて、もはや一体化してしまっているようなその姿はラ〇ュタを思わせなくもない...です。
周りもなんだか静かで、荘厳な雰囲気を醸し出しています。
遺跡のところどころに人とか人の顔の彫り物なんかもあって日本でいうお寺的な雰囲気すら感じます(なんか落ち着く)。
この遺跡どのくらい大きいんだろ...
左回りだと一周するのにどのくらいかかるんだろう...
感動しながらも、頼りない立て看板の案内が本当にあっているのか不安になりながら歩みを進めていると、急にどこからか呼ばれた気がしました。
(なんて言ってるかマジで分からない。)
majoko「⁇」
声のする方に目をやると、
おじさん「そっちじゃないよ、こっちから周りな。こっちにくれば面白いところたくさん見せてやるよ。」
majoko「え?順路はそっちなの?」
おじさん「いいから、いいから、とにかくそこ登っておいでって。こっちだから。こっちに来たらね、その先じゃ見れないとっておきの場所に連れてってあげるんだから!」
そういうと、おじさんは先ほどまで私たちが眺めていた遺跡の壁を器用に登り始めました。壁の上からおじさんが
「ほら、早く早く。こっちだよ。本当にいいところ見せてやるんだから!」みたいな感じでブツブツ言っています。
最初はうっかり「あ、なんだ、一応案内係の人みたいなのいるんだ(チケットおじさんもいたし)。」と思ってしまいました。(遺跡内の案内がなさすぎてどこが本ルートなのか分からなすぎた)
ただ、なんでそのおじさんが“勝手に遺跡を案内してお金を請求してくるおじさん”なのか分かったかというと、明らかに道無き道を進み過ぎていたから。笑
初めての遺跡で、遺跡見学なんてこんなもんなのかな、とよく分からず壁まで登ってしまいましたが、壁の上がひと一人が歩ける幅しかないのを見て、明らかにこれは正規ルートじゃないだろう…と。
私たちはほぼ同時に
「あ、これアレじゃね?」
と互いに顔を見合わせました。
察した私たちは登ってしまった遺跡をまたすぐに降りて行くことに。
ついてこない私たちに気づいたおじさんは何かブツブツしゃべっていましたが、完全無視して遺跡を降りた私たちのことを追ってくるほどではありませんでした。
たぶん、あのままついていくと
「いいもん見れたやんけ、金払えやー!」とか言われるのかな?と思いました。
ベンメリアはどの観光ガイドブックにも掲載されている有名な遺跡です。
よく天空の城ラ〇ュタの世界観を体験できると紹介されています。
確かに崩れた石造りの壁や装飾物に自然の木や蔦が巻きついて、深い緑を放っているその様はとても神秘的で、心が落ち着く気がしました。
暑いけど気持ちは爽快というか、元気が湧いてくる場所です。
ここはむかしアンコールワットなどの建設にあたり、練習台として建てられたものと聞きました。
練習台でこのレベル...明日のアンコールワットツアー期待できますね!
おじさんから離れた後は、さらに裏へと回り込み、
ちょうど正面の裏側に回りついたところくらいに遺跡の内部に通じる入口がありました。
そこからは若干アスレチックのような、木でできた足場を進むと廃墟の遺跡の中を探検することができるようになっています。
装飾もどんどん煌びやかになり、正面部分とはまた違った顔を見せてくれます。
私個人的にはこの内部から正面へ抜けて行く最後のパートがとても遺跡らしくて好きでした。
ちなみに有名なこちらのカメも、どこにいるか見つけてみて下さいね♡
遺跡のラストは、興奮と強い日差に蒸し暑い空気で、汗が止まりませんでした(もうそろそろクーラー効いてる部屋が恋しい)。
地面に群がるとんでもない大きさのアリや、
木の上を移動する蛇にも出会い、
余すところなく遺跡を楽しんだところで、正面の壮大に崩れた遺跡の入り口に戻ってまいりました。
そしてまた駐車場まで続く一本道を戻り、ベンメリア観光無事終了です。
入口の近くでは運転手さんが待っていてくれました。
汗だくで車に乗り込むと、そこはクーラー天国。
(遺跡巡りの後半暑すぎてマジで死ぬかと思った)
運転手さん「さぁて、次はランチだね。」
今日のお話はここまで♡
次は気になるクメール料理の全貌が明らかに!
カンボジアの旅 Chapter 4はこちらから↓
最後までご覧いただきありがとうございました😊
majoko