みなさん、こんにちはmajokoです!
majokoと魔法の旅ブログへようこそ!
ゆっくり旅していってくださいね。
これまでのあらすじ
Chapter 9:で映画トゥームレイダーの撮影地タ・プローム遺跡で、樹々たちと遺跡の融合を思う存分観光したmajoko。
いよいよ、この旅のハイライト、アンコールワットの観光です!
神聖な遺跡で樹のパワーを浴びたい方はまずChapter 9からどーぞ!
majokoと魔法の旅ブログ★カンボジアの旅 Chapter 10: majokoとアンコールワットの3つの回廊と神様と(アンコールワット観光 前編)‐シェムリアップ2日目
タプローム遺跡を出ると、私たちは一旦ランチと小休憩を取るため遺跡を離れてレストランへ。
アモックはもちろんデザートにかぼちゃプリンまでクメール料理のコースを堪能したら、ホテルに戻って1時間ちょっとの休憩です。
この休憩が地味にありがたく、着替えをしたり、仮眠をしたりして、熱にやられた身体を少しリセット。
私は仮眠が苦手で、集合時間に起きましたが、お陰ですっきり♡←
ここからアンコールワットに戻って、一気に夕日まで鑑賞します!
アンコールワットの敷地内に入ったらしいバンは次第にスピードを緩め、止まりました。
ガイドさん「着きました!」
majokoは高鳴る胸を押さえられず、バンから飛び出します。
なんてったって、リアル象さんがいたんですもの!🐘
高い💰のかなぁ...
乗りたかったなぁ...
でも、象さんライドはタイに行ったらやりたいと思っているので、ここは我慢!
(あと話逸れますが、こういう繁華街から離れたお店や手売りの方がアリババパンツ安い説あります)
ガイドさんに連れられ、遺跡までの道を歩きます。
いわゆる日本のお城でいうお堀の外側から歩いて遺跡へ向かう感じです。
かつては戦いの城としても本当に使われたこともあったみたい。
ガイドさん「あれがアンコールワットですよ!」
majoko「わー!!.......え?」
(んー、聞いてたんとちょっと違う)
ガイドさん「正面は今すごく混んでいますから、私たちは裏側から入りましょう!全てを回って正面に着く頃には、綺麗な夕日が見れますよ!」
あ、なるほどね!これ裏側か!おっけーおっけー!
まさかの裏側から初めまして!
のアンコールワットですが、なかなか裏側まで来ることもないのか、たしかに人は少なく静かに見て回れました。
まず、第一回廊。
アンコールワットの中は第一から第三回廊で構成されており、神様の場所とされる第三回廊(中心部)から一番離れた第一回廊が地獄に近い外側の世界、真ん中の第二回廊が現世的な私たちの世界、とされているそうです。(ガイドさん談)
第一回廊の壁には神様にまつわる昔話が一面に描かれており、巡るごとにストーリーが進むようになっています。
たまたま壁画の一部を説明している動画を撮っていたので、見直してみたところ…
昔々、神様はたびたび争っていました。
ヒンドゥー教の神様たちと阿修羅たちです。
そしてヒンドゥー教の神様たちが負けてしまい、神様たちは力がどんどん失われていきました。
どうにかしなければと、神様たちは海の底にある不老不死の薬を手に入れようとしました。
それを飲めば、力が手に入る、と。
それを聞いた阿修羅たちは、それなら私たちも欲しい、一緒に協力してその薬を手に入れようじゃないか、と言いました。
神様たちは高い山と長い蛇を綱引きのように使って互いに引っ張り合い、海をかき混ぜました。
これが、乳海攪拌です。
これは1500年続き、大いにかき混ぜられた海は熱を持ち、海のいたるところから煙が上がったと言われています。
と、ここまでしか動画が残っていなかったのですが、こんな感じで神様たちにまつわる逸話が壁全体に描かれているのです。
これは壁画の一部ですが、とても細かい描写や装飾が寺院のいたるところに施されていて、その一つ一つの出来栄えに尊敬のため息が出てしまいます。
でも、ガイドさんが回廊の画を見ながらお話ししてくれなかったら、正直、画の意味は全然分からなかったです。笑
でも、意味が分かるとすごい面白い!ので、アンコールワットはツアーで行った方がオススメと私は思います。
第二回廊ではむかし第三回廊にいた神様たちに出会うことができます。
え?むかし第三回廊にいた?と思った方鋭いです。
なんと、第三回廊にどちらの神様をおまつりするのかは、時の王がどの宗教を信仰していたかによって違っていたのだそうです。
ヒンドゥー教の神様をおまつりしていた時代もあれば、仏教を信仰していた王様もいた。
その都度、第三回廊におまつりする神様が入れ替わっていたんですね。
面白いですよね。
そうして、まつられなくなった神様たちは中間の第二回廊へ持ち出される、ということのようです。
さぁ、第二回廊を抜けると、いよいよアンコールワットで一番神聖な場所、第三回廊へ。
ここが神様たちの場所。
正確にはこのみんなが上っている階段の先が神様の場所です。
そこへ続くこの急な階段を天国への階段といいます。
一度に第三回廊へ上がれる人数が決まっているようで、階段下で番号の書かれたプレートを受け取ります。
上から人が降りてきたら、その分下の人が上に上がっていく、という感じですね。
階段は結構急です。
でも、majokoの前にご年配の西洋のおばあ様がいらしたのですが、一緒に来ていた方に少しずつ手を借りながらもしっかり上り下りされていました。
この階段が急な理由がまた乙なんですけど、
なぜだと思います?
それは神様のところへ上がる時に、決してこうべを上げてあがれないようにするためなんだとか💡(どやー)
確かに上見て上がれないwww
今は本来の石段の上にこのような木の階段が付いていて、こちらを上がるようになっていますが、石段も相当急でした。
天国への階段以外は本来の石段が剥き出しになっているので、見てみてくださいね!(そっちは上れませんので悪しからず)
第三回廊ではまつられている神様にご挨拶できます。
しっかりと手を合わせて、ご挨拶。
周りの景色にも目を向けると、とても高いところにいることが分かります。
さすが神様の場所です。
いつまでもいたいような空間でしたが、ガイドさんとの待ち合わせ時間が迫っていました。
majokoたちは後ろ髪を引かれながら、またあの急な天国への階段を下界へと降りていきました。
さて、今日のお話はここまで♡
いよいよ残すはアンコールワット正面(入り口)と夕日!
次回夕日の写真をお楽しみに!
カンボジアの旅 Chapter 11はこちらから↓
最後までご覧いただきありがとうございました😊
majoko